IPアドレス分散について

最近、IPアドレスの分散というはなしをよく耳にします。

先日、相談を受けた方で、以下のような事例がありました。

サイトの運営は2年ほどで、以下のような感じで運営をされていたようです。

www.mydomain.com メインサイト  

www.mydomain.com/tokyo/ 東京支店

www.mydomain.com /sapporo/ 札幌支店

半年ほど前に、東京と札幌の支店サイトをサブドメイン化しました。


www.mydomain.com メインサイト  

tokyo.mydomain.com/ 東京支店

sapporo.mydomain.com / 札幌支店

ここで、さらに【IPアドレスの分散】という方法を選択しました。


メインサイトをさらに細分化し、新たにドメインも取得し、IPアドレスも分散しました。(5つのIP)

(Cクラス以下を分散するというサーバーを使用したようです。)


作戦としては、5つの違ったIPで自社内の相互リンクを行うというものです。


しかし、この作戦は見事にはずれだったようで、特にメインサイトの順位が激しく落ちました。


もし、もっと多くのドメインを違ったIPアドレスで運営すると、効果は変わるのかもしれませんが・・・。


今回のケースでは、IPを分散して、価値まで分散してしまったようです。
要は、4つの違うIPからのリンクを獲得する為の作戦でしかないのです。


現存するコンテンツをむやみに分けるのは危険かもしれませんね。
外部リンク獲得のためのサテライトサイトを新規に制作するのであれば何の問題もないでしょうが。


相続などで、財産(田んぼ)を分散してしまうことを『たわけ』というそうですが・・・
5人兄弟で分けて協力し合うのか、長男だけに相続させて規模を守るか??

ちなみに、サブドメインを採用している有名なサイトといえば、Yahooですが、コンテンツごとに以下のように分散させています。

ホスト名 => yahoo.co.jp
IPアドレス=>  124.83.139.192 (IPv4)
  
ホスト名 => auctions.yahoo.co.jp
IPアドレス=>  124.83.135.156 (IPv4)
  
ホスト名 => headlines.yahoo.co.jp
IPアドレス=>  124.83.171.235 (IPv4)


Yahooほどのサイトになると規模が大きすぎで分けざる得ないというのが実情でしょう。
例えば負荷の分散など。


安易にIP分散を考える前に、自分のコンテンツにとって何が適切か、どの方法が一番価値が高まるのかを考える必要がありますね。

 

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